華麗なる一族 - クール子 URL
2025/05/17 (Sat) 06:17:10
ネットフリックス(Netflix)というケーブル番組を見ているのですが、最近日本の映画とかテレビシリーズも時々出てくるのが見つかり、面白そうだと見たりしています。
先日はあの山崎豊子さんの本を脚色した、「華麗なる一族」というのが出てきたので、何となく見始めて、10話全部見てしまいました。
その中で、この頃よく見る俳優がいて、あっまた出てきていると思ったのが、以前結構売れていたとか言う、(今も売れいているのか知りませんが)キムタク、木村拓哉という俳優でした。
この人の名前は時々聞いていたのですが、どんな俳優か最近までしらなくて、半年くらい前からNetflixで彼の出ている作品が時々出て来ていて、それで初めて顔と名前が一致したということ。
日本人の友達に話したら、ちょっと呆れられましたが、そのくらいこの国にいると疎くなることもあるのです。
さて、この「華麗なる一族」面白かったけど、最後はハッピーエンドになるのかと思っていたのですが、主人公を自殺させるという、かなり残酷な筋となり、山崎女史も結構やるなーと思いました。
日本だけじゃないとは思うけど、時代と政治とが絡むと、個人の生き方が翻弄されるということは、常にあるとかですが、それをフィクション仕立てにして、面白く作り上げているんでしょうが、この頃の政治見てると、これくらいあちこちで起こっているのかなと、思ったりしました。
我ら一般人は毎日の生活をと、一生懸命(かずぼらかは問わないとして)生きているみたいに思いますが、それをずっと超えたどっかで、知らないことがいろいろ起こってるんでしょうかねー?
Re: 華麗なる一族 - クール子 URL
2025/05/17 (Sat) 08:56:21
映画とかテレビドラマとかには時代考証をして、その時代らしい、風景、服装、食べ物とかが出てくるのは当然ですが、日本の昭和40年ー45年ころの阪神地区、大阪ー神戸あたりですか、その風景、昔の街並みや市電が出てきたりしているのを見て、ちょっとびっくりしました。
私たちが高校の頃ですよね。
”何丁目の夕日”とかいう映画ではないですが、あんな時代だったのか、ずいぶんと昔(と言ったらいけないのかもしれませんが)のことのように見えて、日本の発展がまだ必死で戦後を生き抜こうとしていた時代だったのかと、感慨深い思いになりました。
もう50年も前のことになるのだから、これまでに時代の変化がかなりあったのは当然ですが、長いこと生きてきたんだなと変に感心してしまったり。
(これって年寄りの独り言なの?)
我らの親たちの世代は生き延びるのに必死だったんだろう。それを子供にはあまり感じさせないようにか、子供のために懸命に生きたのかと、のほほんとあまり考えない、すぐ忘れる私は、ちょと感謝のような、反省のような気分になった、変なドラマでもありました。
Re: 華麗なる一族 - 川井 浩
2025/05/17 (Sat) 07:05:51
当時すでにテレビのチャンネル主導権を家族に奪われていた、というよりは、むしろ、すでにテレビ離れしていた僕は見ていませんでしたが、このシリーズが当時かなり話題になっていることはおぼえています。
あくまでフィクションとはいえ、現実に起きている事柄について、山崎豊子さんの目には、一般的に目に見える世界の裏側で動く、暗く厳しい現実の世界が見えていた、ということなのだと思われます。
普通にテレビだけを見て生活して、近所のスーパーに買い物に行って、普通の家庭生活を送っていれば、いいかに僕らが目隠しをされて生きているのかということには気が付かないのだと思います。
だって、普通に生活ができているし、春になれば花が咲くし、秋になればおいしいものがたくさんでてきて、家族や友人との楽しい時間もあるし、個人で結構楽しめる娯楽や、余暇を楽しむこともできて、めんどくさいことや、胡散臭い事柄には目をつぶってしまえば心の平安を保てるし、そんな嫌な事柄には時間を使いたくもありません、と普通は思ってしまいますよね。 僕はそうでしたし、今もほとんどそうです。
でも、世の中は、あるいは、この世界は、きれいごとで動いているのではなく、きれいごと、というのは、あくまで表の世界で、表があるということは裏があるといことなのですね。 で、その裏側はとてつもなく深い闇の世界で、その両面を持つのが人間という生き物なのかなー。