季節の花 - 布施院
2023/10/01 (Sun) 16:54:15
手賀沼にそそぐ大堀川沿いを自転車で通ったら、彼岸花が咲いているのに気が付きました。たしか、先週ぐらいから咲いていたみたいだけど。なぜか春と秋のお彼岸の時期に咲くのが不思議です。だから彼岸花と呼ばれるのでしょうが、どうも、花にも、茎にも、根にも毒があるとのことで、また、お彼岸に咲くこともあるせいか、お墓にも良く植えられているようで、いろいろと怖い別名があるようです。
曰く:
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
死人花(しびとばな)
地獄花(じごくばな)
毒花(どくばな)
痺れ花(しびればな)
幽霊花(ゆうれいばな)
剃刀花(かみそりばな) など
赤い花が多いけど、白やオレンジ色もあるのね。 春と秋の、お彼岸のころに一斉に咲くのが、印象的です。 でも、毎年また、咲くので、再会とか、いう花言葉もあるようで、思えば、仏の教えの、永久回帰さえ連想させてくれる花だなー。
やっと、朝晩にちょっとだけ秋が忍び込んできているような気がするこのごろですね。
Mulberry = 桑 - 川井 浩
2023/12/10 (Sun) 07:41:14
山田工作の赤とんぼの歌詞にもでてくる桑の実ですが、垣根に、もう10年以上前から、芽が出ては、雑草として刈り取られているかわいそうな桑の木とおもわれる木の葉っぱです。 桑の木と思われる、というのは、まだ、実をつけさせるほどの成長をさせていないということから実証したわけではないからですが、とおもわれる、というのは、週末によく散歩に出かける、手賀沼につながる大堀川沿いに桑の大木が多くしてっていて、そこには、季節になると桑の実がよく実っていて、その桑の木の葉っぱによく似ているので、きっと桑に違いないと思っているのですが、実は、桑の葉にしては、やや細いと言うか、葉の切れ込みが深いので、確信は持てずにいるわけですが、あの桑の実が風で飛ばされてくる可能性は十分あり、きっと桑に違いない、けど、良くわからないいう木というか、木にさせてあげていない植物です。
というのも、これが生えている垣根の内側に、道路のアスファルトと、敷地のコンクリートの間の約10㎝ほどの地面には、すでに、Bio-cherryや、ビワの木を植えてあり、それらと競合させるわけにはいかないのです。 僕の果樹園はいわば4畳半に一家8人が寝ているような状態なのです。
で、そのMulberryですが大堀川沿いの土手に生えている桑の木に実ったものを食べてみると、確かに甘さがあり、おいしいのだけど、細かいちいさなつぶつぶの実の中に、それぞれでかくて固い種があるので、噛んで食べるわけにはいかず、せいぜい上あごと舌でつぶして汁を出し、後は種ごと飲み込むか、吐き出すかという味わい方しかできないし、その種が、歯のあいだにつまったり、ときどき、奥歯(といってももうないけど)の手前の、残された歯の間につまったりすると、散歩中でもあり、つまようじの持ち合わせも無いので、散歩している間、ずーっと、奥歯にものが詰まった状態がつづくのでうっとうしい。 そのまま歯をかむと、痛いときがあるので、つい、奥歯にものが詰まった言い方になる、と、歯に布を着せぬ言い方になります。 どっちだ。
なので、また出てきちゃったのね、桑の木ちゃん。
しっかりと根っこは地面深く伸びていて、抜くこともできず、移植もできないので、ごめんね、桑ちゃん。
伸びてきたら、また、カットしないといけないのよ。 つらいなー、ほんとは、夕焼け小焼けの赤とんぼ、
山の畑の、
桑の実を、
小籠(こかご)に、つんだは、
まぼろしか。
てなぐあい、って、どんな具合か知りませんが、育っていってあげさせたいけどね。。。
せめて、桑の木の盆栽として、こじんまりと生きて行ってください。 もしかして、桑じゃなかったりしたら、取り越し苦労だったのかもしれません。
立葵 - 川井 浩
2023/12/10 (Sun) 07:16:30
これも垣根のごみ拾いをしていた時にみつけた立葵。
葵ともいいます。 徳川家のご紋章です。 これも以前どこからか飛んできた立葵の種から発芽したものからおちた種がから発芽したものだと思うので、すっかり、当社の垣根を根城にしている立葵です。なんのせわもしていないのですが、徐々にその数を増やしていて、ありがたいのですが、この葉っぱや花をこのむ毛虫ちゃんがたくさんいるのが厄介。
わざわざ防虫対策をするのも厄介なので、ま、自然に任せているわですが、その毛虫がチャドクガだったりイラガだったりすると、ほかの樹木へ転移するので、やはり、対策は必要かなー。 めんどくさいけど、対策はやむなし。
周りにびっしり生えているのは、ドクダミ。 これ、臭いし、減らしたいけど地下茎が縦横に走り、もう手遅れ。 立葵ちゃん、頑張って、戦って生きて行ってくれ。 せめて、周りのドクダミぐらいは、あとで、抜いてあげるからね。根っこまではとれないけど。。。
菊 - 川井 浩
2023/12/10 (Sun) 07:03:36
会社の倉庫の周りの垣根は、吹き溜まりとなって、いつでも、ごみや落ち葉でいっぱいになってしまうのですが、ときどき、何かの植物の種なども飛んできて、思わぬめぐり逢いとなることがあります。
昨日、垣根のごみ拾いをしていたら、菊の花が一輪さいていました。菊に種があるなんて知らなかったのですが、どうやらあるらしいですね。
花が咲くまでまさか菊とは知らずに、普通に雑草として刈り取っていましたが、今年は雑草取りをさぼったので、菊の花の存在にきがつきました。
じゃ、来年は、刈り取ったり、ひっこぬかないようにきをつけよう。
ビワの花 - 布施院
2023/12/05 (Tue) 10:12:32
もう1月ほど前から開花ははじまっていたのですが、ビワの花が咲き始めました。 なんとも、地味な花で、もっとも、実もかなり地味ですが、ただ、この花の香りだけは、なんとも強い独特の、いい香りがします。
あの、なんともあっさりとした、甘みと酸味の、ほんわかとしたビワの実の味と比較しても、この花の香りは、強烈です。 印象としては、和の雰囲気よりも中華の雰囲気の香りです。
これが咲き始めのころは、今年のビワの花の香りは香りが全くない! と、思っておりましたが、それは、コロナ感染後の臭覚のマヒによる不感症のせいでした。
今では、このビワの強烈な香りがほんのりと心地よく香るので、もしかしたら、私の嗅覚の一部はすでにコロナにより破壊されてしまったのかもしれません。
これから冬に向かうという時期に花を咲かせるなんて、なんとも珍しい、というか、ご苦労さん、大変でんな、と声をかけたくなりますが、よく見ると、羽毛のような温かい毛でおおわれているので、きっと防寒対策済み、逆に、ほかの花が咲き競う春夏の時期を避けて、あえて、寒風と弱い日光の元で咲くことで、目立つ、という作戦なのか。。。
なるほど、Nicheを狙って成功するビジネスのようなものか。 どうやっても、桜や、ぼたんと競争しても勝ち目はないと悟ったビワの花は、最後の陽光を独り占めしようとする皇帝ダリヤでさえ枯れてしまうこの時期を狙って、一人だけ咲いて、誰にも負けないその香りで人を惑わせる作戦にでてきたわけなのだな、と一人納得するヒロシ。
もう一本、裏庭に生えているビワの木は、母が、近所のU字溝のつなぎ目に引っかかった種から発芽した10㎝ほどのビワの苗を引き抜いてきて、軒先の植木鉢に植え付けたものを、倉庫の裏手に移植したものですが、ほおっておけばもう5mほどの高さに成長していたものと思いますが、それをまぁ、それほどまでには成長しないように、たまに、剪定していました。
一日の日照時間は30分ほどしかないので、実がなっても、甘みもないので、もっぱら鳥の餌となっていますが、その鳥が食い散らかしたビワの実の種が地面に落ちて、そこから、どっさりと芽がでてきています。
地味でめだたないけど、逆境にもめげず、結構しぶといビワだなぁ。 ぼくもがんばろう!
皇帝ダリヤ満開 - 布施院
2023/12/05 (Tue) 07:27:10
今年は11月末まで暖かい日が続いたおかげで、皇帝ダリヤについたつぼみはほぼすべて開花できました。
そろそろ明け方の気温が0℃に近づいてきたので、これで今年の皇帝ダリヤの見納めとなります。
皇帝ダリヤ君、満開に咲いてくれて、うれしいー。
皇帝ダリア(2) - 布施院
2023/11/22 (Wed) 23:18:39
背景が倉庫でぱっとしませんが、ほぼ満開、というか、次々に咲きだしました、皇帝ダリア。
ただ、咲いては、すぐに寒風にしおれてしまうのが不憫。 メキシコから来た花らしいのですが、きっと故郷じゃ、冬中、長く咲いているのかもしれないね。
御免ね、寒くて。
もうちょっと、早く咲き始められないもんだろうかね、せめて、9月ぐらいからとか。
今日明日が盛りで、今週末の、寒波がくれば、はい、今年は、それまで! ということになりそうです。
春は桜、秋は皇帝ダリアが、咲いてはぱっと散る。
これ、意外にも日本的かも。
ずーっと長いこと咲いている花も結構ですが、そのうち飽きちゃうでしょう。 ぱっと咲いて、さっと、散る。 だからいいのかもしれません。 潔し。
死を覚悟した満開。 なんだか、感動してしまいそう。
皇帝ダリヤが咲きました - 布施院
2023/11/14 (Tue) 07:39:05
あれは何年前になるのだろう。忍の有志で下町のお寺周りをしたときに、谷中の墓地で、だれかが「どうぞおもちください」と書いた箱に入れてあった皇帝ダリアの切り株(とは僕はしらなかったのですが)を、大塚さんが見つけて、それを植えたら、3mほどの高さにきれいな花が咲いたのですが、その名前を教えてくれたのは重田さんでした。
毎年、木枯らし一号が吹くころに、あ、昨日が木枯らし一号が吹いた日らしいのですが、なんで、そんな冬が来るぎりぎりに咲くんだろ、と思うけど、皇帝ダリは、今度は、ちょっと日当たりの良い場所に、挿し木で増やした株を植えておいたので、きれいに咲きました。 それにしても、遅いよ!
で、木枯らし2号が来ることには、寒さで一発で、しおれてしまうのですが、木枯らし1号の後の、澄んだ青空を背景に咲く皇帝ダリはきれいだなー。
かつて、飲酒運転で60日の免停となり、歩いて免許センターに行くときに見たことのある花だったなー、と改めて、反省もしなくてはなりません。
はい、それ以降は、飲酒運転はやってません。
今日は、もっと、つぼみから咲いているだろうなー。
リスちゃんが埋めた栗からでた栗の木からでた栗の木 - 布施院
2023/10/10 (Tue) 07:30:43
去年の今頃、栗採りに行って、Good Timingでたくさんの栗を拾ったのですが、今年は、猛暑のせいか、栗の生育が早く、同じ木なのに、ほとんど、落ちてしまっていました。
そんな、落ちが栗を拾っては、越冬のために地中に貯蔵しようとするリスの習性が、というより、越冬のために地中に貯蔵しようとするリスが、埋めた場所を思い出せないという習性のせいで、そこから栗の木が芽を出すことがあります。
6‐7年前にそんなリスちゃんが埋めた栗の木が数年前から、少しづつ、実をつけだして、今年は、もうずいぶんと実をつけていましたが、そのリスちゃんが埋めた栗から芽がでた栗の木の栗を拾ってリスちゃんが埋めた栗の実からまた栗の目がでていました。
1本の栗の木を植えたのが10‐20年前でしたが、いまでは、4本が実をつけていて、今回は、5本目が見つかったということになります。 この調子でいくと、そのうち、僕の庭は栗林になっているかもしれません。
もっとも、挿し木で増やした、ミラベルとソルダムが、枝を伸ばし始めたので、ミラベルと、ソルダムと栗の戦いの場所になるかもしれない。
標高1200mの土地に植えた渋柿は、まだ、寒さにも耐えて、ゆっくりと成長しているけど、平地ほどの成長は見せていないのは、その冬の厳しさに耐え抜くためなんだろうなー。 で、実をつけてくれるのはいつになるのだろう、という、下記の北限着果実験中。
そういえば、すでに雄花も雌花もつぼみがふくらんでいるヘーゼルナッツは樹勢もよろしく、1200mの高地はお気に入りのようですが、受粉樹として、もう1本同種の木が必要なので、いまのところ、実をつけません。 ことし、スイスで拾ったヘーゼルナッツの実を撒いているのですが、果たして芽が出るかどうか。
これもそういえば、なんですが、ソルダムや、紅スモモの新しく伸びる枝をすべて切っていくふらちな奴がいると、通行人をにらんでいたのですが、今年もやられていて、どうやら、これは鹿のおいしいご飯になったのね、と納得しています。 ま、伸びる芽を食べてもらって、剪定をしてもらったと考えることで、強いソルダムや、紅スモモになるためで、ありがたいことだ、と考えることにします。
落ちた栗を食べらるのも、スモモの新芽を食い荒らされのも、自然と共存のため、と思えばトレンディかも。 リスちゃんのお返しもあることだし。
ニシキギ - 布施院
2023/10/10 (Tue) 07:09:55
秋も深まると真っ赤に染まる葉がきれいなニシキギをはよく見かけますが、偶然に、庭の片隅に生えているのを発見。 その、イグアナの肌のようにとがったひだのようなものが枝についているのが特徴的ですが、それはともかく、紅葉がとてもきれいです。 今はまだ緑の葉も、木枯らしの吹くころには真っ赤になります。
ちいさなまゆみの実に似た赤い実をつけていました。
これまでは気が付かづに、ほかの雑草とともに草刈りをしてしまっていたのですが、今後は、ちゃんと残してあげることにしよう。
秋も深まれば、真っ赤に彩る山肌が陽に映える姿を見ることができるでしょう。 なんとなく、後期高齢者になろうとしている僕らを、それでいいいんだよ、今が一番きれいだよ、と慰めてくれるような、ほめているような、そんな、勝手な解釈をしてしまいそうになります。
野菊 - 布施院
2023/10/10 (Tue) 06:53:29
Tシャツを着て汗をかいていたのが数日前までで、翌日から、長袖シャツの上に革チャンバーを着ています。
なんだか、真夏から、突然秋になった感じです。
栗拾いに1200mの高原にでかけたら、そこはもう初冬でした。
なんだか秋の季節は足早に過ぎてしまいそうな予感がします。
8月には、確かに、日の暮れるのが早まっていたことは感じていましたが、それに加えて寒さや、冷たい雨が降ると、やはり来たか、となんとなく、あきらめる感じというか、あのひどく暑かった夏が懐かしく感じるから、わがままなものです。
1200mの高原では、野菊が咲き、まゆみの実が花のように実り、ニシキギの葉が真っ赤になる前に、ちいさな赤い実をつけていました。
去年と同じ日に行ったのですが、今年は猛暑のせいか、生育が早まり、去年と同じ日に行ったのに、ほとんど落果していて、リスちゃんか、ほかの動物の餌になっていました。 ま、それでも、少しは採れたのでまぁ、所期の目的は達成したことにしました。
おしろいばな - 布施院
2023/10/01 (Sun) 17:05:08
写真はちょっと前にとったものですが、今年も同じように、というより、落ちた種から芽生えたオシロイバナが垣根いっぱいに咲いています。 今年の夏は、夕方になっても、全然涼しくならないので、外で夕涼みなんて全くできませんでしたが、やっと、ちょっと秋らしくなって、夕方、垣根のわきを通ると、このおしろいばなのかぐわしいというより、誘惑するような香りが漂ってきて、なぜか、心が揺れるのを感じます。
おしろい、という言葉が、女性が夜化粧をするというイメージにつながるような気がして、なんとも、悩ましい気分になりそうになって、齢はとっても、女性的なるものへのあこがれは、消えないもんだなー、と一人感じ入っている中期高齢者。